リニエ訪問看護ステーション枚方
理学療法士
不安の正体と目標の必要性
リニエ訪問看護ステーション枚方の池田です。
かなえるリンクからリニエに名前が変わり、2ヶ月ほど経過しました。
今年は特に暑くなるのが早く、訪問での暑さ対策を大急ぎで行いました。
私はバイク移動なので、ヘルメットの暑さ対策で良い方法をご存知の方は是非教えてください。
先日、とあるキッカケで『さわるめいろ』という点字の迷路の絵本を体験しました。
(試してみた『さわるめいろ』はこちら→さわるめいろ(小学館))
迷路の通路が全て点字でできており、指でなぞって進んでいきます。
目隠しをして取り組みました。
難しくてゴールまで結構時間がかかりましたが、やってみて面白かったです。
少し長めの迷路に取り組んだときに、今、どこまで進んでいるのか、ゴールまでまだまだなのか、もう直ぐなのか、先を確認できない分、途中で不安を感じる場面がありました。
先が見えない、見通しがつかない事は不安に感じます。
日々の訪問と重ねて感じたのですが、ご利用者にとってのリハビリも、今何をしているのか、目標は何なのか見通しがつかないと不安に感じられるかと思います。
ただ何も説明を受けず受け身でリハビリを受けるのは、そのような状況になると感じます。
ご利用者と目標を共有し、協力し合いながらリハビリを進めていく姿勢が必要だと改めて感じました。
少しでも見通しを持つことができ、不安を取り除けるよう意識していきたいと思いました。