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リニエ訪問看護ステーション船橋

理学療法士

『保育所等訪問支援』について

こんにちは!

リニエ訪問看護ステーション船橋で所長をしております理学療法士の間野です。

船橋事業所として2回目のブログとなる今回は、船橋事業所にあるもう一つのサービス「保育所等訪問支援」について解説していきたいと思います!

「保育所等訪問支援」という言葉を聞いたことがない方も多くおられるかと思います。

平成24年に児童福祉法によって定められたもので、行っている機関もまだ少ないサービスです。船橋市では現在、9つの保育所等訪問支援事業所がありますが、療法士(リハビリ専門職)が関わっている機関は少ないです。

そんな「保育所等訪問支援」ですが、実際にどのようなサービスかというと、児童福祉法に定められている国が認めたサービスであり保育園や幼稚園、認定こども園や学校(通常学校から支援学校まで)や放課後児童クラブなど子どもたちが集団生活を営む施設を実際に訪問させて頂いて、集団生活適応のために専門的な支援を行うサービスになります。

要約すると、お子様が普段過ごしている保育園や学校にスタッフ(療法士)が訪問して、普段の活動や授業の様子を見てお子様にあった支援をアドバイスしたり先生たちと一緒に考えていくサービスになります。メリットとしては、集団生活での支援なので発達上の課題に気づきやすく、具体的な支援方法や先生たちにアドバイスを行うことが可能です。

また、普段親御さんは集団生活での様子を見ることがなかなかできませんが、訪問時に気づいた様子をフィードバックすることも可能であり、家庭での支援や練習に繋げることができるのも魅力のひとつです。

船橋事業所では現在、訪問サービスを利用している方のみ「保育所等訪問支援」を利用できることになっています。訪問で身につけたことを学校や保育園で般化できているか(実際の場面で練習してことが使用できているか)保育園や学校で気づいた課題を訪問の場面で練習できることができます。

さらに本人だけではなくご家族の相談役というメリットもあります。相談先がなく一人で悩まれる方も非常に多くおられます。

ご家族の相談窓口としても機能していますで、お子様のことで悩んでいたり、関わり方や学校での生活や先生との関わりで悩んでいる方は是非一度ご相談ください。

実際にあったお悩みとして、お母さまが悩まれて学校に相談に行った際もなかなか聞き入れてもらえず、時間だけが過ぎて行ってしまうというケースがありました。

私たちが介入することで、保育所や学校との懸け橋となり、ご家族と共にサポートできるので安心して頂けるかと思います。

そしてお子様の状態にあった適切なサポート体制を構築でき、訪問や保育所等訪問支援に留まらず他のサービスを紹介したり多角的に支援できる環境をととのえていけることも魅力になります。

もちろん、ご本人やご家族だけではなく、先生方にもメリットはあります。

学校では集団生活なので、なかなか一人のために時間はかけられないという先生たちが多いかと思います。

だからこそ、その子にあった支援を一緒に考えることで、結果的に先生たちの負担も軽減していくことが可能になります。

「その子だけ特別あつかいするのですか?」という質問がよくあるのですが、そういうわけではありません。

その子が過ごしやすく環境を整えることが、結果として他の子の生活のしやすさに繋がることも珍しくありません。同じお子様に関わる立場として、子どもたちが少しでも過ごしやすくなる環境を一緒に考えて整えていければう嬉しく思います。

今後もブログでは船橋事業所の雰囲気が伝えられように更新していこうと思います。

インスタグラムも時々更新しているので、【リニエ訪問看護ステーション船橋】で検索してみてくださいね!

 

リニエ訪問看護ステーション船橋 間野