求人情報サイト
  • top
  • Blog
  • 社内「呼吸リハビリ」勉強会

リニエ訪問看護ステーション河内長野サテライト富田林

理学療法士

社内「呼吸リハビリ」勉強会

株式会社リニエHeartでは、専門職の質の向上を目的として、定期的に勉強会を開催しています。

1月19日(金)と 2月16日(金)、グループ会社である株式会社リニエLより、理学療法士である岩渕(以下、岩渕PT)を招いて、「呼吸リハビリ」の研修を開催しました。

岩渕PTは、株式会社リニエLの訪問看護ステーションにて10年以上訪問でのリハビリを行っており、呼吸療法認定士の資格も有しています。現場では多くのお子さまから高齢者、難病の方々へ呼吸リハビリを実践されています。

1月19日(金)は、呼吸リハビリに関する座学を行いました。呼吸リハビリの概論や岩渕PTが担当したご利用者のケースを中心とした内容でした。

講義では、「呼吸リハビリは徒手療法だけでなく、体位変換や加湿などリハビリ以外の時間を含めたマネジメントが重要である」ということが印象的でした。

呼吸リハビリのエビデンスはまだ低く、フィジカルアセスメントやスクリーニング(異常が起きている、もしくは起こる可能性が高いことを識別すること)が重要になり、それらを行った上で、短期的な効果と評価を行うための徒手療法であると学ばせていただきました。

第2回となる2月16日(金)は、呼吸リハビリで行う徒手療法を岩渕PTより直接実技で教わりました。

実技は、リニエ訪問看護ステーション河内長野 サテライト富田林にて実施し、参加者一人ひとりに手厚く指導していただきました。

胸郭の位置や肺の入りを理解し、それに合わせてアプローチしていく手技はとても丁寧で不快感なく呼吸をアシストしていました。
当然のことかもしれませんが、私たちが同じようにやっても岩渕PTのようにうまくいかないことがあるかもしれません。


どのようにすればご利用者に満足いただけるかをお互いにフィードバックし合いながら模索している姿は、リニエHeartの教育研修として掲げる「向上心」の具体化された姿だと感じました。

今回の勉強会では、呼吸リハビリの深さを知ると同時に、もっと学びたいという気持ちを思わせてくれる良い機会でした。
常に向上心を持ち、知識を蓄え、日々のサービスの質の向上に努めご利用者に還元していきたいと思います。

教育研修部門 責任者
岸本 基