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リニエプラッツ草津

保育士

子どもたちの想像力に驚き

リニエプラッツ草津の前田です。
今回は、リニエプラッツ草津に通う子どもたちの間で1か月以上も続いている「段ボール遊び」についてお話しします。

段ボールをいくつか開いて「段ボールのおうちづくりしない?」と提案すると「いいね!」と乗ってきてくれた子どもたち。
そして「ここ、お風呂にしたいねんけど」という声に、職員が即席のシャワーヘッドとシャワー置きを作ると「ぼくにも!」とのこと。
2つ作ってそれぞれ別の段ボールに貼り付けて渡すと「男湯と女湯ね」「のぞかないでね」とそれぞれの空間を作り、銭湯に様変わりしました。
また、「友だちがきても分からないから」との一声で一緒に呼び鈴を作りました。
たったそれだけですが、子どもたちはどんどんとイメージが広がって、段ボールを並び替えたりしながらおうちを拡大!
おうちの機能も充実し、リビングと台所が分かれていたり、寝室は別であったりと1LDKのおうちに(笑)
「コロコロのやつ(台車)貸して~」と職員室に言いに来てくれて、台車はなんと「スポーツカー!」とのこと。
そのために、段ボールをよけて駐車場も作りました。


次の週は、子どもたちから「今日も段ボールあそびする!」「先生、段ボールちょうだい!」と取りに来てくれて、自分たちで運んで並べてくれます。
片付け場所もしっかり把握し、片付けてくれるように。
このような段ボール遊びが1か月以上も子どもたちの間で流行るとは思わず、なかなかくたびれた段ボールが捨てられずにいます。

この遊びを通して、段ボールの譲り合いや交渉、相手の家に入らせてもらうときの交渉、他の遊びをしている友だちの場所の共有など、いろいろと課題がありましたが、何度も繰り返し遊んでくれる中で、たくさんコミュニケーションの練習ができた遊びでした。

 

リニエプラッツ草津 保育士 前田