リニエ訪問看護ステーション枚方サテライト大東
作業療法士
今すぐできる防災対策
皆さま、こんにちは。リニエ訪問看護ステーション枚方サテライト大東 所属の作業療法士の東(あずま)です。
普段、ご利用者宅にリハビリ訪問を行っているのですが、先日の訪問中にテレビで地震速報が表示されました。
震源地は他地域でしたが、ご本人はすぐにベッドサイドの壁に設置している時計を外して、置き場所を変えられました。
最近は全国的に地震が増えてきており、地震速報を見る機会も増えてきているように感じます。
また、九州から静岡にかけての南海トラフを震源地とする巨大地震(南海トラフ地震)は、「今後20年以内に60%程度の確率で発生する」と政府の地震調査委員会が今年発表しています。
もし今、巨大地震が発生した場合、どう行動するか。
安全な場所・安全ではない場所の適切な判断ができるか、避難が必要であれば避難場所やハザードマップをどのようにして調べるか等、シュミレーションしておくことが必要だと感じました。
また防災意識を持ち続けるためには定期的に、
・家具の設置方法の工夫
・食料や飲料の備蓄
・非常用バッグの準備
・避難場所や避難経路の確認
など、家族で一緒に考えて防災対策をしていくことが必要です。
一例ではありますが、家具は転倒しないように壁に固定をすることや、倒れてしまっても部屋の出入り口を塞がないようにすること、寝室に背の高い家具を置かないようにすること等の対策があります。
飲料などの備蓄量の例として、1人3日分(飲料は1人1日3リットルが目安)。3人家族であれば、3日分の備蓄で目安27リットルの飲料が必要になると言われています。
避難場所や避難経路は、お住まいの防災マップやハザードマップで事前に確認をする事ができます。
詳しくは、以下の参考サイトより確認する事ができます。
参考サイト:首相官邸 災害に対するご家庭での備え 〜これだけは準備しておこう〜
今すぐできる防災対策について、まずは自身の家庭から防災意識を高めていこうと思います。
作業療法士 東