リニエプラッツ阿波座
作業療法士
主体性と自主性を育て「自分らしい」毎日を送るサポート
こんにちは、かなえる広場ひまわり改め、リニエプラッツ阿波座です。
集団療育では、毎月スタッフが提案する集団活動プログラムの中から、投票で内容を決定しています。
先月も、大人気プログラムの「映画」「駄菓子屋さん」「クッキング」が決定し、みんなも楽しみに来所してくれていました!
「クッキング」ではしょっぱい系材料と甘い系材料でのぎょうざの皮ピザを作りました。
準備する材料がいっぱいなので役割分担をすることに。。。
今年3月に小学校を卒業した6年生が、投票・人数分け・役割の決まったところに友だちの名前を書く等、リーダーの大役を担ってくれました。
小学校の通常学級では、少し控えめな子ですがこの日のリーダーっぷりはとても立派な姿でした!!
中学になっても存分に自分の「出来る」を発揮できる場にしていってくれたらいいなと思います!
また、いつもと違ったテイストの活動「運動あそび」では、
①キャラクターダンスや人気曲での準備体操ダンス
②チーム対抗 玉よけゲーム
③頭と体を使う「色か絵か」ゲーム に挑戦しました。
認知作業トレーニングの一つである「色か絵か」では、3色の色と3種の動物の絵それぞれに「歩く」「小走り」「止まる」の指示があります。
同時に1色の色と1種の動物を提示され、「色!」や「絵!」と指示されたものに合わせて体を動かしていきます。
このゲームには「よく見る」と「よく聞く」、そして「判断する」「動かす」といった高度な仕組みがあるのです。
子どもも大人も、頭・身体を使って真剣に取り組むことができました。
3月は卒業式や終業式などお別れの季節でもあり、4月は新しいクラスメイトや先生との出会いの季節でもあります。
新年度には1号店の「リニエプラッツ本町(旧かなえる広場さくら)」から新小学校3年生がやってくるということで、集団活動としてみんなで「ウェルカムボード」を作成しました。
曜日ごとに「welcome」の切り絵を分担して完成させ、1年間で参加した一番好きな活動を選んで塗り絵にして、紹介することにしました!!
子どもたちそれぞれの「好き」を知ることができ、「(新しく来てくれる)だれか」を思って制作に励む姿が、なんだかうれしく感じます。
昨年度も、たくさんの利用児さんがかなえる広場ひまわりにやってきて、たくさんの遊びと学びの時間を過ごしてくれました。
今年度も、子どもたちの「主体性」と「自主性」を大切にしながら、安心して心地よく過ごせる居場所を提供します。
リニエプラッツ阿波座での集団と個別の併用により、個別支援の掛け合わせでは得られない「生きる力=ライフスキル」を見つけ、「自分らしい」毎日を送れるようにサポートしていきたいと思います。
管理者:小林