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リニエ訪問看護ステーション東淀川

作業療法士

インクルーシブ公園

皆さまこんにちは。
リニエ訪問看護ステーション四ツ橋サテライト東淀川 作業療法士の田中です。主に東淀川区を中心に従事しています。
私は、遅ればせながら2人の娘に恵まれ、日々子ども達の世話をし毎日を過ごしています。
この2年ほどは外出も憚られる風潮でしたが、最近は子どもと公園に散歩に行ったり、遊具で遊んだりするような機会が増えました。

実際に公園に行くと、私達のような親子連れの方々を見ることが多くなっていると感じています。
設置されている遊具は場所ごとに様々で、種類が多かったり、スケールが大きかったり、そこでしか味わえないような物があるので楽しいです。
子どもも楽しんでくれるので、今まで色々な公園に一緒に出かけていますが、
ちょっと聞き慣れない公園の名前を耳にする機会がありましたので紹介したいと思います。

「インクルーシブ公園」という言葉をご存知でしょうか?

インクルーシブというのは、「ソーシャル・インクルージョン」という言葉から来ているらしく、
「あらゆる人が孤立、排除されたりしないよう擁護し、支え合う」という意味だそうです。

・・・そのような公園ってどんなものを想像されますか?

これは、障がいのある子どもも、ない子どもも一緒に遊べる公園のことだそうです。
私がこの言葉に出会うきっかけとなった紹介内容では、車椅子のまま乗れるブランコ、
車椅子で遊べる高さの砂場や、車椅子ですれ違うことができるほどのスロープがある遊具、親子で乗れるシーソーなどがありました。
現在、日本で「インクルーシブ公園」として目立っているのは、
東京都の都立砧公園、としまキッズパーク、恵比寿南二公園、神奈川県の秋葉台公園など多くはないようですが、
全国では徐々に「インクルーシブ遊具」の試行的な導入も広まっているそうです。
関西では市内の鶴見緑地や大東市の末広公園などにも「インクルーシブ遊具」が設置されているようです。

「インクルーシブ公園」の存在を知った後、NHKの番組で
山形県のシェルターインクルーシブプレイスコパルという公園で
呼吸器をつけたお子さんがすべり台を滑る様子が放送されているのを見掛けました。
楽しそうに滑っている様子や、もう一回とはしゃぐ姿を見て、色々と考えさせられました。
本当は一緒に遊びたいという気持ちをかなえられるような公園が増えてくれれば良いと思いました。

リニエ訪問看護ステーション四ツ橋サテライト東淀川 作業療法士 田中

参考サイト:みーんなの公園プロジェクト
https://www.minnanokoen.net