免疫は腸から

はじめまして！
リニエ訪問看護ステーション二条の看護師　角谷です。

先日の話。
子どもが胃腸風邪になり、見事、家族みんなに感染したため、しんどい週末を過ごしました。
今まで胃腸風邪で家族みんながダウンしたことがなく、初めての経験であり、こんなにも辛いのかと実感しています。
その後、少しずつ食事ができるようにはなりましたが、なかなか体力が回復しませんでした。
今回のことを経験して、人にとって胃腸の大切さ、食べることの大切さを改めて感じています。

免疫は腸から

皆さん、「免疫は腸から」という言葉を聞いたことはありますか？
人間の体には免疫細胞があり、その70%が腸に存在しています。
感染源となるウイルスや病原菌などの多くは胃酸によって死滅しますが、それでも死なない病原菌などは⼩腸にたどりつき、腸壁に取り込まれます。
腸の壁には主要な免疫が集まっているので、身体にとって良くないものだと判断すると免疫物質を出してやっつけてくれるため、腸の環境を整えておくことは免疫を維持する、強化することにつながるのです。

腸の環境を整えるには？

腸の環境を整えるには、腸内で善玉菌を多く保つことが重要です。
善玉菌は「乳酸菌を摂ること」で増やすことができます。
乳酸菌を含む食べ物は、ヨーグルトやチーズ、乳酸菌飲料などが思いつくかと思いますが、乳酸菌は発酵食品に多く含まれるので、実はお漬物や納豆、キムチなども効果的です。
それに加えて、食物繊維やオリゴ糖を摂ることで、善玉菌を増やす助けになります。
少し意識を向けて積極的に食べるようにしてみてはいかがでしょうか。

訪問看護の中で、腹部マッサージや直腸内に溜まった便をかき出す摘便（てきべん）などの排便処置をする機会が多々あります。
ご利用者の腸内環境を整えるために、排便することはとても重要です。
腸内環境を整えることで、しっかり食事を摂ることもできます。
私たちが行っている排便処置はその方の免疫力につながっていることを改めて認識しました。

私は食べることが大好きです！（作るのは苦手ですが。。。）特にパンが大好きです。
京都には本当にパン屋さんがたくさんあります。
訪問時、美味しいパン屋さんがないかなと思いながら、自転車移動しています。
気になるパン屋さんがあれば、リニエ訪問看護ステーション二条のみんなに聞いて教えてもらったり、みんなのおすすめパン屋さんに行ったりもしています！
訪問しながら、気になるお店やお気に入りのお店を見つけられるのは訪問看護の醍醐味と言っても過言ではありません(^_−)−☆

訪問看護は体力勝負です！
しっかり食べて、風邪に負けない体つくりをしながら、日々の業務を頑張りたいと思います(^^)/

リニエ訪問看護ステーション二条　看護師　角谷