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リニエ訪問看護ステーション四ツ橋

作業療法士

リハビリ職としての使命

皆様、はじめまして。
かなえるリハビリ訪問看護ステーション 作業療法士の入澤と申します。

私は、2023年1月に入職しました。
まだまだ新しく覚えることが多く、頭がパンクしそうな日々を過ごしています。

私自身は、介護老人保健施設と通所リハビリテーションを中心に、10年以上従事してきました。
ご利用者のリハビリを支援し、在宅復帰された方も多く経験してきましたが、その在宅生活が続かず施設への再入所や入院という経験も少なからず経験しました。
自分自身の未熟さも感じつつ、在宅復帰した先でのご本人の生活を少しでも長く継続できるようなお手伝いをしたいと思い、今回の転職に至りました。

私事ですが、12月に新しい家族が増え、5人家族になりました。
嬉しい反面、家や車のローンもある中での転職は正直なところ不安もあり、勇気がいりました。

私にとって慣れた環境下で働くことは安定という意味では良かったですが、新しい学びは少なかったように思えます。
環境を変え、新しい刺激を受けるという意味で、この転職に踏み切ったことは間違いなかったと思っています。

高い志を持つ会社には同じように高い志を持つ職員が集まっており、皆さん優しく仲が良く、互いに丁寧な言葉使いで関わっておられます。
環境が人を育てるとはよく言われますが、自分自身のモチベーションも高くなるのを実感しています。

実際に訪問リハビリの現場に行くと、生まれつきの難病を抱え、不自由な体でありながらも日々就労をされている方と出会いました。
失礼にあたるかもしれませんが、健康な体に生まれた自分自身の苦労など大したことないと思えるほどの努力と苦労がそこにはあるだろうと想像すると、未熟な私は「この方の支援をしたい。リハビリ職としての使命はここにある」と胸が熱くなりました。
こういった方の生活を支えることができるように精進しようと思った瞬間でした。

逆に、訪問に出て難しいと感じたことは、ご家族やケアマネージャーとの情報共有です。
これまでの経験上、多職種での関わりの大事さ、その際の他職種とのコミュニケーションの重要性は十分に理解していましたし、今まで働いていた施設では、職員やご家族と話をしたいときにその機会を持つことはそれほど難しくありませんでした。
しかし、訪問看護の現場ではそれが難しい状況にあります。
そのため、連絡ノートの使用、電話・メールなどを使って情報共有をすることが多くなり、「相手の表情が見えない中で、やりとりするのは難しいな~」と感じています。

時には、うまく伝わらないことも失敗することもあるでしょうが、積極的な関わりが良いサービス提供に繋がると信じ、「行動あるのみ」だと自分自身を奮い立たせていきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。

かなえるリハビリ訪問看護ステーション 作業療法士 入澤