リニエプラッツ阿波座
児童指導員
保育所等訪問支援ってご存知ですか?
いつもリニエプラッツ阿波座のブログをご覧いただきありがとうございます。
例年にない暖かな冬ですが、インフルエンザや新型コロナウイルスといった感染症も流行りましたね。
皆さまの体調は、大丈夫でしょうか?
さて、今月は、あまり知られていない福祉サービスについて、簡単に説明できればと思っています。
皆さまは、「保育所等訪問支援事業」というものをご存知でしょうか?
これは、障がい児通所受給者証をお持ちの18歳までのお子さまが通っている保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校、支援学校などに訪問支援員が出向き、お子さまの集団生活での様子を観察し、得られた情報をもとに現状を把握して、集団の中で円滑に過ごせるように直接支援をしたり、現場の先生方と支援方法の検討や相談(間接支援)をしたりすることができる福祉サービスです。
名前が「保育所等」となっているので、通っている放課後等デイサービスにも訪問して欲しいとご希望くださる方もいらっしゃるのですが、残念ながら訪問先の対象外になっています。
「放課後児童クラブ(児童クラブ、学童クラブ、学童保育など呼び方は様々です)」には行くことができます。
その理由には、保育所等訪問支援事業が「普段通所している場所での集団適応を支援するサービス」として「障害のない子どもとの集団生活への適応のために専門的な支援を行うもの」と位置付けられているためです。
(引用:厚生労働省による「平成28年度障害者総合福祉推進事業 保育所等訪問支援の効果的な実施を図るための手引書」より)
リニエプラッツ阿波座では保育所等訪問支援もご利用いただけますので、ご興味を持たれた方は、ぜひ、ご相談いただければと思います。
今年度も残すところ、あと、1ヵ月となりました。
リニエプラッツ阿波座の子どもたちは、各々目標を持ち、出来ることを少しずつ増やすことができた一年だったと感じています。
スタッフもそんな子どもたちと一緒に少しずつ成長できていたら、嬉しい限りです。
また、来年度も楽しく、少しずつリニエプラッツ阿波座の年輪が増えていくことを望んでいます。
最後は、子どもたちが作った、立体ボール迷路をご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
リニエプラッツ阿波座 児童指導員 夷子