お知らせ
研究実施に関する情報公開(2026年8月17日掲示)
1.研究課題名
在宅ターミナル期患者の褥瘡管理における特定行為デブリードマンの効果と影響要因
2.研究の対象・研究方法
2023年4月から2026年3月までに、リニエ訪問看護ステーション二条を利用し、ターミナル期にD3以上の褥瘡を有し、特定行為研修修了看護師によるデブリードマンを受けた方を対象とします。
既存の診療録及び創部写真を用いて、創傷経過や介入効果に関係する要因を後方視的に検討します。
3.研究機関
| 項目 | 内容 |
| 研究機関名 | リニエ訪問看護ステーション二条 |
| 研究責任者 | 宇野育江(リニエ訪問看護ステーション二条) |
4.研究の目的
在宅医療の推進に伴い、在宅で褥瘡管理を必要とする利用者は増加している。
特にターミナル期では、全身状態の悪化や介護力、訪問回数の制約により、病院と同等の創傷管理を行うことが難しく、創傷治癒が遷延しやすい。
また、終末期の褥瘡管理では創傷治癒だけでなく、臭気や滲出液、疼痛などの症状緩和や利用者・家族のQOL維持も重要な目標となる。
近年、特定行為研修修了看護師によるデブリードマンが可能となり、適切な時期に壊死組織を除去できるようになった。
しかし、在宅ターミナル期におけるデブリードマンの有効性や限界についての報告は少ない。
本研究では、在宅療養中のターミナル期利用者に対して特定行為によるデブリードマンを実施した複数症例を後方視的に検討し、創傷経過への影響と介入効果を左右する要因を明らかにする。
本研究の知見は、限られた介入機会の中での褥瘡管理の質向上に資するとともに、特定行為研修修了看護師によるデブリードマンの臨床的意義を示し、在宅における褥瘡管理の発展に寄与することが期待される。
5.研究に使用する情報
氏名、住所、生年月日など個人を特定できる情報は研究データに含めません。
研究成果を学会や学術誌などで公表する際も、個人が特定されることはありません。
本研究では、診療録等から以下の情報を利用します。
・年代
・性別
・基礎疾患
・創傷の状態(DESIGN-R2020、部位)
・創部写真(顔貌、氏名、撮影場所、身体的特徴、撮影日時など、個人を特定できる情報を削除・加工して使用します)
・デブリードマンやその他の創傷処置内容
・創傷治癒に影響すると考えられる既往歴(放射線照射歴、栄養状態)
・在宅療養状況(訪問頻度、介護状況)
6.研究へのデータ利用を拒否する場合
研究対象者のご遺族等で、本研究への情報利用を希望されない場合は下記までお申し出ください。お申し出があった場合は、研究対象から除外いたします。ただし、研究結果の解析や公表が終了している場合には対応できないことがあります。
情報利用を拒否されても、ご遺族等が不利益を受けることはありません。
情報利用を希望されない場合は、2026年10月1日までに下記窓口へお申し出ください。
リニエ訪問看護ステーション二条 TEL:075-803-0535
7.倫理審査に関して
本研究は、下記の倫理審査の承認を受けて実施します。
倫理審査委員会芽衣:株式会社リニエL研究安全倫理委員会
承認日:2026年8月14日
承認番号:KL26012
8.研究機関および情報の利用開始予定日
研究期間:倫理委員会承認後から2027年3月3日まで
情報利用開始予定日:2026年4月1日
研究結果の公表予定:第5回リニエグループ学術集会、第24回日本褥瘡学会近畿地方学術集会での発表
提示日:20206年8月17日
作成日:2026年8月17日