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リニエプラッツ阿波座

作業療法士

【リニエプラッツ阿波座】あわざ新喜劇

みんなでつくった、はじめての映画づくり

11月、集団活動の時間を使って、子どもたちと一緒に“映画制作”に挑戦しました。

きっかけは、ある1人の男の子の「映画を作りたい!」というワクワクしたひと言。一緒に企画書づくりからスタートしました。企画が承認されたときはとても嬉しそうな表情をしていました。

撮影日前の準備

映画制作日までの間は、まるで本物の映画スタッフのように準備を進めました。当日に全ては決められないため、1週間前にどんな映画にするのか、恋愛・刑事・ホラー・新喜劇の中から多数決を取り、見事、「新喜劇」が選ばれました。ホテルの喫茶店が題材に決まると、そこから急スピードで話しが進んでいきました。

「その日は誰が来るのか?」「タイムスケジュールはどうする?」「大まかなストーリーは?」など、スタッフと一緒に話し合いました。

映画制作の日

当日、楽しみのあまり朝6時に目が覚めてしまった子も!それほどみんな楽しみにしてくれていたようです。午前中の学習をしっかり終わらせ、昼食時間に配役決めを行いました。とても緊張した様子で前に立っていましたが、皆真剣に話を聞いてくれました。食後の自由時間には、物語作りが一気に進みました。

撮影スタート

配役とストーリーが決まると、いよいよ撮影がスタート。「カメラはどこから撮る?」「立ち位置はここかな?」「このシーンはこうしたらおもしろいかも!」

細かいところまでこだわりながら、真剣な表情で取り組む姿はまるで小さな映画監督。セリフを上手に言う子、笑いを取る子。誰ひとり欠けることなく、全員が“映画づくりの一員”になっていました。

編集と上映会

撮影後は、CapCutを使って編集作業に挑戦。完成した作品を上映すると、テレビの前に集まったみんなは釘付け。笑い声が響き、エンディングでは大きな拍手が起こりました。

後日、保護者の方にも動画を見てもらい、たくさん褒めてもらった子どもたちは誇らしげな笑顔に。

自分たちの力でつくるという経験

一つのアイデアからはじまり、企画、準備、撮影、編集、上映まで…。みんなで力を合わせてひとつの作品を作り上げた今回の映画制作は、子どもたちにとって大きな達成感につながったと思います。

「また作りたい!」という声もあり、次回作の予感も…?これからも、子どもたちが自分の“やってみたい”を形にできるよう、楽しい活動を続けていきたいと思います


リニエプラッツ阿波座 横井(作業療法士)