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リニエ療育キャンプ in 軽井沢 2024

第二回目のリニエ療育キャンプを無事に終えることができました。
前回は台風直撃ということもあり、楽しみにしていた乗馬体験を行うことができませんでした。
今回は、必ず実施したいという希望も込めて、8月に土屋乗馬クラブさんに再度訪問して段取りを細かく打ち合わせしました。スタッフも実際に乗馬体験をして、どのようにお子さんを介助すればよいのか確認しました。

参加メンバーはコアメンバーとボランティアメンバーに分け、役割分担を明確にしています。コアメンバーの半数は前日から現地に入り、入念な打ち合わせを実施。普段なかなか話せないスタッフ同士、夜遅くまで仕事の悩みも含めて語り合うことができました。

こんな時間もイベント毎の楽しみの一つですね。

イレギュラーな事態も…

今回もイレギュラーなことが発生!車を担当する予定だったスタッフが体調不良で急遽不参加に…。
しかし、「イレギュラーな事態を楽しむのもイベントの醍醐味の一つ」という言葉に助けられました。
この言葉は、今回のイベント開催のきっかけとなった「ほっちのロッヂ」の紅谷先生からいただいたものです。この言葉をスタッフが共有していたおかげで、配車の組み直しやお風呂の段取り変更など、みんな前向きに対応できたと思います。

スタッフの間でも「紅谷先生も言ってた」と、まるで口癖のようにその言葉が飛び交いました(笑)。

充実した準備とスムーズな進行

前日入りのおかげで、買い出しなどの準備も早めに終え、当日入りのメンバーを迎え入れてのキックオフミーティングがスムーズに進行しました。初参加のスタッフや、顔を知らないメンバーもいたため、まずは自己紹介からスタート。

二回目の開催ということもあり、スタッフ同士自然と笑顔が広がり、近況を語り合う余裕も感じられました。

看護師さんたちが事前に訪問をしっかり行っていたおかげで、参加者の受け入れもスムーズに進みました。今回の参加者の半分は二回目の参加ということもあり、お子さんたちの成長を感じることができました。体も大きくなり、意思表示がはっきりしてきた姿に、1年という時間の流れを実感しました。また、今回から看護師の人数を増やし、医療的ケアが必要なお子さんへのサポートをより手厚く行いました。

このキャンプで大切にしていること

このキャンプの大きな目的の一つは、親御さまがお子さんをケアする時間から少しでも離れて、ご自身の時間を過ごして頂くことです。このイベントの発起人でもある澤村NsがNICUや訪問看護でお子さんに関わり、ずっと思っていたことです。医療的ケアのあるお子さんは常に気を張っている時間が長く、安心して預けられるところもありません。

経験のある看護スタッフが充実していることで、親御さんも安心してお子さんを預けられるイベントを開催できるのがリニエグループの強みです。

続きは次回のブログで…

この取り組みは収益を目的とした事業ではありません。皆さまのご支援のもと成り立っているイベントです。現在、クラウドファンディング「CAMPFIRE」のソーシャルグッドにて資金を募っています。目標金額まであと少しです。皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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文責:リニエ療育キャンプ実行委員 中島卓也