PDリハビリ特化型 リニエデイサービス岸和田
介護職
障子紙で涼やかに!朝顔制作を楽しみました
皆様、こんにちは。
リニエデイサービス岸和田です。
暑さの中に夏の風情を感じる季節となりました。
毎月、制作やイベントをスタッフ全員で「何をしようかな」と考えるのですが、今回は季節感を楽しんでいただく制作活動として『朝顔作り』を行いました。
障子紙で朝顔制作
今回の制作には、和紙のような風合いが楽しめる【障子紙】を使用。
にじみ絵や色付けが美しく仕上がるので、扱いやすいです。

朝顔になる花や葉の部分のパーツは、鉛筆で型取りをしていただきました。
線の上をハサミで切り取る作業も指先のリハビリになります。


色選びは創作の自由度を高くし、染めた紙を開く細かい動作は工夫がいりましたが、無理のない作業工程で楽しみながら参加していただけました。
どんな色、模様に染まるのかは開けるまでわからないので、ワクワク感を味わえます。



制作によって得られるもの
ワクワク感と言えば!
パーキンソン病は、ドーパミンの分泌と関係性が指摘されています。
日常生活の中で意図的にドーパミンを増やすことは、パーキンソン病患者の生活の質を向上させることにもつながります。
好きなことや得意なことをして幸福感を得られた時や、何かを達成した時にドーパミンの分泌が活性化されるといわれています。
好きなことを楽しみながらたくさん笑うのもおすすめです。
リニエデイサービス岸和田のご利用者は制作が好きな方が多いので、朝顔を作って完成した達成感を味わったり、完成した作品を見て笑顔で話したりすることが、手指のリハビリだけでなくドーパミンを増やす手助けにもなったかなと思います。
さて、朝顔の花びらを模造紙に貼り、緑の葉を添えて完成です。

各曜日ごとに個性溢れ、色とりどりな朝顔が出来上がりました。
デイのフロアが、まるで涼しい風が吹いてきそうな空間に生まれ変わりました。
これからも、パーキンソン病を始め様々な症状をお持ちの利用者様に寄り添って、体の状態に合わせて参加できる活動を大切にしていきたいと思います。
リニエデイサービス岸和田
介護職 吉田