アジア太平洋作業療法学会 作業療法の児童発達サービスにおける有効性について発表
作業療法士
アジア太平洋作業療法学会 作業療法の児童発達サービスにおける有効性について発表
皆さまこんにちは。
株式会社リニエR、作業療法士・山形統括責任者の加勢です。
先日、北海道で開かれたアジア太平洋作業療法学会(APOTC:Asia Pacific Occupational Therapy Congress 2024)にて発表する貴重な経験を得ましたので、その経緯などをお話ししたいと思います。
学会発表した背景
発表タイトルは「Why is occupational therapy effective for child development services?―なぜ作業療法が児童発達サービスに有効なのか?―」です。
私は今年度から大学院の博士前期課程に所属しております。
その大学院の担当教授のすすめもあり、今回の挑戦・発表に至りました。
国際学会の機会はそれほど多くないため、良いめぐり合わせがあったこと、とても有難く思っています。
ポスター発表
当日はポスター発表をいたしました。
口述よりはハードルが低かったと思いますが、それでも、とても緊張した状態で臨みました。
日本の方が主でしたが、興味を持って質問をしてくださる方が沢山いて、とても嬉しかったです。
海外の方では、オーストラリアの方がお一人、興味を持ってくださいました。
お互い自己紹介ぐらいになってしまいましたが、英語でやりとりすることで国際学会の醍醐味を感じました。
(翻訳アプリなども入れていましたが、実際の場面になると、いきなりアプリを出すのも失礼かなと思い、深いやり取りはできませんでした。やはり、ある程度の英会話能力は大切ですね。)
発表後、大学院の仲間やリニエメンバーと過ごした時間は、「発表が無事終わった!」という達成感や爽快感もあり、とても楽しい時間となりました♪
(今までお会いしたことがなかったリニエグループのメンバーともつながり、その後の連携にも繋がりました。
国際学会という場を一緒に経験したことで、初対面であっても絆ができ、そこから広がる繋がりの魅力を改めて感じました。)
学会発表をして得た気づき
私は国内の学会を含めても、まだ学会発表は2回目で、経験は多くありません。
それでも学会発表をする度に、準備の苦労は沢山あるけれど、発表して良かったと毎回感じます。
今回は国際学会なので、国内学会に比べて準備期間が長く、苦労や失敗も多かったですが、それでも学会発表に挑戦して良かったと感じました。
チャレンジしてみないと分からないこと、チャレンジしたからこそ得られるもの、があることを改めて感じます。
学会発表を通してこれからに活かしたいこと
普段、臨床で実践していることを改めて振り返り、他の人にも分かってもらえるようにまとめ、発表することはとても大切だと思います。
これからも、私自身が学会発表を継続していくことは勿論ですが、その魅力を一緒に働いているスタッフの皆にも、少しずつ伝えていければと思っています。
私も、OT経験が10年を越え、40歳近くになってからの学会発表デビューでした。
何かを始めたり、チャレンジしたりすることに関して、遅すぎるということは無いと思います。
今後、一緒に学会発表をする仲間が少しでも増えれば、嬉しく思います。
最後になりましたが、今回の学会発表の準備にあたり、ご協力いただいた社内外の皆さま、本当に有難うございました!
また、こちらの記事を最後まで読んでくださった皆様もありがとうございました。
株式会社リニエR 山形統括責任者
加勢泰庸OT