災害時の対策はできていますか?
理学療法士
災害時の対策はできていますか?
リニエデイサービス藍住の喜田です。
1月1日、石川県の能登半島を中心に震度7の地震が発生しました。
実家から帰郷している車の中でニュースを見て衝撃を受けたと同時に、他人事ではないなと感じました。
明日は、阪神・淡路大震災から29年の日でもあります。
自然災害の威力は想定できないところもありますが、今、できる対策をしておくのもひとつです。
次のポイントを押さえながら、皆さんも私たちと一緒に身の回りを確認してみましょう。
- 災害に対して備えていることはありますか?
- 避難場所や避難経路は確認していますか?
- 非常用持ち出し袋の準備や、非常食の賞味期限切れがないか確認できていますか?
- 家具の固定や出口確保はできていますか?
避難場所、避難経路を確認しましょう
避難マップなど確認し、自宅から避難場所までの距離やルートが何通りあるのかをチェックしてみましょう。
家屋の倒壊や道路が寸断されたときなどを想定して逃げられる道を知っておくのも大切ですね。
避難経路の確認には、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」も参考になるかと思います。
非常時持ち出し袋の準備
いざというときに、すぐに持ち出せるよう必要なものをリュックや袋に詰めておくことも大切です。
- 保存水、ティッシュ、ウェットティッシュ、使い捨てカイロなどの生活用品を用意しましょう。
- 日頃から服薬している方は、お薬手帳の場所を決めておくようにしたり、お薬情報をコピーしておいたりしながら、家族にも普段飲んでいる薬を把握しておいてもらうことも大切です。
- 普段から杖をお使いの場合は、非常用の杖があると安心です。
- 断水により水が使えなくなってしまうことを想定して、歯磨きのかわりに口腔内を清潔にするウェットシートや除菌ジェルを準備しましょう。口腔内の掃除ができると、誤嚥性肺炎や感染症の予防につながります。
- インスタントのお粥やゼリーなど準備しておくといいでしょう。
出口確保、家具の固定
家の中でも、出口や通路には物を置かないようにして、万が一の時に逃げ出せる工夫が必要です。
タンスや食器棚などが倒れないよう、家具転倒防止用の突っ張り棒などを使用して天井と固定したり、家具の配置を決めたりして対策しましょう。
リニエデイサービス藍住 理学療法士 喜田