リニエ訪問看護ステーションキッズ府中
作業療法士地域活動
キッズ府中 作業療法士の訪問リハビリについて紹介します【不登校のお子様への取り組みについて①】
皆さん、こんにちは!
リニエ訪問看護ステーションキッズ府中、所長の山﨑です。
リニエ訪問看護ステーションキッズ府中(以下、キッズ府中)は小児特化の訪問看護ステーションとして0~18歳までのお子さんを対象に訪問看護・リハビリを行っています。
キッズ府中に所属している作業療法士の訪問リハビリについて紹介します。
作業療法士の作業とは
作業=生活に必要なすべての動作を意味しています。
作業療法士(OT)とは、本人にとって意味のある活動などを通じて、その人の生活の質の向上に関わる専門職です。
特にキッズ府中のOTは、心の資格を持った専門のOTも所属しており、長年の経験から、お子様たちの健やかな心を育むためのお手伝いをしています。
今回ご紹介するのは、最近ご相談が増えている、不登校のお子様に対しての訪問についてです。
不登校のお子様は、なかなかご家族以外の方との接点を持てず、繊細な心根を持つ方が多くいます。
本人にとって、とても辛い体験などを経験された方も少なくありません。
そのため、心の関わりに特化した専門職(OT)によって、その方の心の壁を薄くなるような関わりや、ご本人の気持ちを表現しやすいように心がけています。
ご家族などにも効果的な関わり方などをアドバイスさせていただいています。
専門職OTとの関わりを行うことによって、期待できること
ご自宅の中で自由に過ごしていた時間の中に、ある程度の取り決めや約束を提供することによって、生活リズムが保たれ不規則になった生活などが改善される
ご家族だけといった限られた人間関係から、第三者の交流の機会ができる
特に心の専門職との交流によって、なかなか自分を表現することが苦手な方であっても、少しずつ自分を表現しやすくなる
失敗体験より、成功体験を少しずつ本人のペースで提供し、自己肯定感を高める試みを行うことによって、一度失ってしまったご本人の自己肯定感が高められるようになる
もし気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
次回は、実際の訪問の様子について紹介します。
キッズ府中インスタグラムでも訪問の様子を紹介しています。
ぜひご覧ください。