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リニエ訪問看護ステーション鶴見

看護師

冬の訪問で感じること 〜訪問看護師が伝えたい転倒予防の視点〜

皆さまこんにちは。

リニエ訪問看護ステーション鶴見 看護師の佐野です。

年が明け、お正月や十日えびすと、あっという間に1月も半ばを迎えましたね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

写真は、大阪天満宮のえびす祭で撮影したものです。

十日えびす



最近は、朝一番に淹れた熱々のお茶を飲むことが日課になっており、体を芯から温めてくれます。

寒さが本格的になってきましたので、どうぞ暖かくしてお過ごしください。
今回は、冬の訪問看護で特に感じることについてお伝えしたいと思います。

冬に増える「転倒」のご相談

冬の訪問で、特に多く耳にするのが転倒に関するお話です。
訪問時に
「少し前にこけてね」
「転びそうになったことがあって」
といったお話を伺い、ヒヤッとする場面が少なくありません。

転倒の原因は一つではなく、

・疾患や内服内容
・体調や睡眠状況
・室内環境や生活習慣
・嗜好(飲酒など)

といった、さまざまな要素を総合的にアセスメントする必要があります。

特に冬場は、

・寒さによる動作の鈍さ
・厚着による動きにくさ
・床の冷えによる感覚低下
・履物の影響
・寒さによる頻尿
などが重なり、転倒リスクが格段に高まります。

お酒がお好きでよく飲まれる方の場合は、さらに注意が必要なため

飲酒のタイミングや量についてのアドバイスを行うこともあります。

日々の訪問の中で、
「どうすれば転倒リスクを減らせるか」
を、ご本人・ご家族との会話を通して一緒に考え、具体的な提案をさせていただいています。

転倒後に「助けを呼べる環境」があるか

もう一つ、私たちが大切にしている視点があります。
それは、転倒したあとに、すぐ助けを呼べる・気づいてもらえる環境があるかということです。
ご家族と同居されている場合は、助けてもらえる可能性がありますが、
独居の方の場合は発見が遅れるリスクが高くなります。

そのため、以下の点を確認しています。
・携帯電話を日常的に使用しているか
・社会的な交流があるか
・定期的な安否確認の機会があるか

例えば、
・訪問看護の定期訪問
・配食サービス
・新聞配達
・ヤクルトレディなど、顔を合わせる機会
があるかどうかも重要なポイントです。

ワンタッチダイヤル機能のある携帯電話をお持ちの場合は、
訪問看護ステーションの緊急連絡先を一緒に登録し、万が一に備えることもあります。

また、ご家族が遠方にお住まいの場合には、
見守りカメラの活用をご提案することもあります。

冬も安心して自宅で過ごすために

寒い冬の時期も
「住み慣れたご自宅で、安心して生活を続けていただくこと」は
私たち訪問看護師の大切な役割です。

ご本人・ご家族、そして多職種の皆さまと連携しながら、
これからも支え合い、安心できる在宅生活を一緒につくっていければと思います。

リニエ訪問看護ステーション鶴見  佐野