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リニエ訪問看護ステーションキッズ西宮

看護師

体調不良でミルクや食事量が減ったとき受診の目安とご家庭でできる水分補給の工夫

小児専門・訪問看護師の視点から



こんにちは。
リニエ訪問看護ステーションキッズ西宮 管理者の藤阪(看護師)です。

私たちは2025年8月に、
西宮市で小児専門のリニエ訪問看護ステーションとして開設して今月で開設から半年を迎えました。

今回、日々乳幼児のケアに関わる私たちが訪問の中でよくご相談をいただく「体調が悪く、ミルクや食事量が減ってきたときの受診の目安」と「ご家庭でできる水分のとり方」についてご紹介します。

インフルエンザ・胃腸炎の時期に多いご相談

インフルエンザや胃腸炎が流行する時期になると、訪問中に次のような声をよく耳にします。

・ミルクを飲んだあとに吐いてしまう
・食事や水分をあまり摂らなくなってきた
・このまま様子を見ていて大丈夫なのか不安

体調が悪いときに、一時的にミルクや食事の量が減ること自体は珍しいことではありません。

ただし、受診が必要なサインや、ご家庭で注意してほしいポイントがあります。

ミルク・食事量が減ったときの受診の目安

次のような様子が見られる場合は、脱水や病状悪化のサインの可能性があります。

早めにかかりつけ医へ連絡し、受診を検討してください。

・ぐったりして元気がない、反応が鈍い
・あやしても泣き止まない、機嫌が極端に悪い
・呼吸がいつもより速い、苦しそう
・下痢や嘔吐を何度も繰り返している
・水分をほとんど受け付けない
・半日以上おしっこが出ていない
・おしっこの色が濃い
・泣いても涙が出ない
・唇や口の中が乾いている

「受診するほどではないかも…」と迷う場合でも、
かかりつけ医や訪問看護に相談することも大切です。

体調不良時にご家庭でできる水分・哺乳・食事の工夫

ミルクが主なこども(母乳・ミルク中心)の場合
体調が悪いと、ミルクを飲みにくくなることがあります。

そんなときは、1回量を減らして回数を増やす方法がおすすめです。

例:普段1回160ml飲んでいる場合

80~100ml程度に減らし、2~3時間おきに少量ずつ
・無理に飲ませない
・吐き気が強いときは少し休憩する
・水やお茶ではなく、ミルクを少量ずつ与える

食事ができるこども(離乳食・幼児食)

体調不良時は、食事よりも水分補給を優先しましょう。
・少量をこまめに与える
・大人が一口ずつ様子を見ながら進める
・水やお茶よりも、経口補水液がおすすめ
・食事が難しい場合は、味噌汁の上澄み(上汁)も水分・塩分補給になります。

「少し飲めた」「一口食べられた」を大切にし、無理に勧めすぎないことがポイントです。

家庭で作れる経口補水液(大人の脱水時にも)

市販品がない場合は、ご家庭でも簡単に作れます。

材料


・水:1L
・塩:3g
・砂糖:40g


※水500mlの場合は、それぞれ半分にしてください。

※少量のレモン果汁を加えると飲みやすくなります。

※冷蔵庫で保管し、その日のうちに飲み切ってください。

ひとりで抱え込まないでください

体調が悪いときは、「もう少し様子を見ていいのかな」「受診した方がいいのかな」と迷われることが多いと思います。

ご家族が「いつもと違う」「心配だな」と感じたときは、
早めに医療機関や訪問看護へご相談ください。

私たちリニエ訪問看護ステーションキッズ西宮は、
お子さんとご家族が安心して回復の時間を過ごせるよう、
ご家庭に寄り添いながら一緒に考えていきます。

リニエ訪問看護ステーションキッズ西宮 藤阪