リニエ訪問看護ステーションキッズ世田谷
看護師
「小児の在宅医療と医療的ケア児への支援を学ぶ|第1回日本小児在宅医学会学術集会 参加レポート」

こんにちは!リニエ訪問看護ステーションキッズ世田谷の看護師の佐久間です。
先日、東京ビッグサイトで開催された第1回日本小児在宅医学会学術集会に、看護師・療法士あわせて4名で参加してきましたので、参加者に感想をインタビューしました。
この学会は、小児の在宅医療や医療的ケア児支援に関わる病院、往診クリニック、訪問看護ステーション、児童発達支援事業所など、幅広い分野の専門職が集まる大規模な学術集会です。会場は大盛況で、一部のセッションでは入室制限がかかるほどの熱気にあふれていました。
私たちが参加したセッションの一部をご紹介します。
呼吸ワークショップ
「重症児の呼吸のアセスメントを学び、呼吸を補助する方法を考えよう!人工呼吸器、排痰補助装置の使用について学ぼう!」
保育・学校教育セッション
「医療的ケア児の『小1の壁』を乗り越える~保育所等から学校への切れ目のない支援~」
国際シンポジウム
「世界の医療的ケア児支援の現在(いま)」
そのほかにも、災害対策や成人期移行といったトピックスについて活発なディスカッションが行われ、とても勉強になりました。
参加スタッフの感想
参加したスタッフからは、こんな声があがりました。
・小児の在宅医療について考えている人たちがこんなにもたくさんいることに驚いた。
・子どもたちが在宅で安心して過ごせるように、皆さんが色々考えていて参考にもなったし、いい刺激にもなった。
・ずっとモヤモヤしていたことに対して「どう進めていくか」を考えるきっかけになり、目標を見つけることができた。
・世界の医療的ケアの現状を知るセッションに参加し、国内だけでなく海外の実情に触れられたのが興味深かった。
・コーディネーターのミクロからマクロにおける取り組みや、就園から就学における継続的支援について学びを深めることができた。
まとめ
今回の第1回日本小児在宅医学会学術集会では、たくさんの人が子どもたちとご家族のために真剣に取り組んでいる姿にふれ、私たち自身もとても刺激を受けました。
呼吸ケアや就学支援、国際的な取り組み、災害対策や成人期移行など幅広いテーマから学びを得ることができ、それぞれが新しい目標を見つけられたと思います。
これからも、学会や研修で得た知識や気づきを日々の訪問に活かし、子どもたちとご家族が少しでも安心して暮らせるようサポートしていきたいと思います✨
興味をもった方へ
この記事を読んで、小児分野や訪問リハビリに興味を持たれた方がいらっしゃれば、
見学や訪問同行など、ぜひお気軽にお問い合わせください。
▶ 多職種でのチーム支援に興味がある方
▶ 病院や施設で「このお子さんは家ではどんな生活をしているんだろう」と思ったことのある方
▶ 地域活動や新しい取り組みに挑戦してみたい方
キッズ世田谷の現場で、私たちや子どもたちと一緒に「できた!」を喜び合いませんか。

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