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お知らせ

「第11回全国作業療法学系大学院ゼミナール」に参加しました

令和7年8月28・29日に金城大学(石川県白山市)にて開催された「第11回全国作業療法学系大学院ゼミナール」にて、山形県立保健福祉大学の大学院生でもあるリニエL取締役 関本、リニエR取締役 竹中、リニエR山形県統括責任者 加勢が発表者として参加しました。

大学院ゼミナールとは

大学院ゼミナールは、広島大学や大阪府立大学(現 大阪公立大学)などの国公立大学の大学院に通う作業療法学系大学院生の研究を発表し、研鑽する場として始まりました。
研究発表では様々な地域からの発表者や参加者が一堂に会し、研究に対する質問や提案などを行います。
会場から飛び交う幅広い視点での意見をまたさらに自身の研究に反映させ、見直しや方法の確認を行うことが大学院ゼミナールの大きな目的の一つだそうです。
参加者には作業療法系の教授の他、医師や、専門視点を持ちながら起業された作業療法士の方々などがいらっしゃいます。
弊社の代表取締役 谷も長きにわたって運営に携わり、臨床家の経験や企業の視点から作業療法士の職域を拡大するための取り組みを行ってまいりました。

研究発表

各発表者の研究内容はご覧の通りです。

発表者タイトル研究内容
関本 充史「在宅パーキンソン病者の非運動症状と余暇活動の関連」パーキンソン病の方へのアプローチとして非運動症状に対するものが少ないことから、体を動かす、今できることを考えるなど身体状況に依存しないような余暇活動を持つことでの変化に着目。
竹中 佐江子「低出生体重児の地域支援におけるリハビリテーション専門職による 早期関わりに関する探索的研究」見過ごされやすい低出生児の発達について仮説をもとに早期介入における変化を調査し、結果から読み解く親の自己効力感について着目。
加勢 泰庸「非定型発達や困難を抱える子どもとその家族を支援する地域資源の在り方ー山形県A市の現状把握を通してー」
福祉、教育等各分野の活動内容や役割に関する相互理解の不足から生まれる連携の現状と支援体制の構築に着目。

リニエグループの取り組み

リニエグループでは、日々の臨床におけるニーズや困りごとから研究を重ね、新たな知見や方法を研鑽することで、実際に地域でお困りの方々に広く適用できることを目指しています。
そのため、各スタッフの日々の研究発表の支援を目的に2017年から社内学術集会を実施しています。
また、産学連携として、臨床の課題や地域課題に対して企業と大学が連携を図り、課題解決のための研究や新事業の創出などにも力を入れています。
私たちは知識や技術を磨き続け、各専門職の専門性を高めるとともに、ご利用者の皆さまの思いに寄り添いながら地域でお住まいの皆さまの生活を支える使命を担ってまいります。

 

広報 米澤