3年目の子ども未来療育キャンプ in 軽井沢:初のペンション&カーリング体験
共同広報推進室
3年目の子ども未来療育キャンプ in 軽井沢:初のペンション&カーリング体験
今年もこの季節がやってきました。
台風の季節?違います!
子ども未来療育キャンプです。医療的なケアのあるお子さんと一緒に軽井沢で行う療育キャンプ、今年で3年目となりました。

今年も(例年通り?)台風直撃予報の中、前日に軽井沢入り。
皆さん業務後に都内で合流し、20:00出発・23:00到着。夜中でも恒例のトランプは欠かさず。なぜかババ抜きで爆笑の看護師さん(笑)。

当日は朝から大雨。雨音で目を覚ましました。
東京組は朝8:00に出発し、軽井沢アイスパークに集合。


グループLINEが徐々に活発になり、仲間が集まっていく“始まりの足音”を感じます。
今年はチャレンジが沢山!!
- カーリング体験
- 初めてのペンション活用
- 学生ボランティアと外部スタッフの参加
まずはカーリング体験。
ちょうど大雨ということもあり、室内でのアクティビティは助かりました。今回は親御さんにも一緒に参加していただきました。想像以上の寒さにみんなびっくり。インストラクターの方がとても丁寧に説明してくださり、笑いあり、転倒あり、拍手ありで、みんな大満足。体験後、お父さまからは「息子と本当に貴重な経験ができました」と。――この一言に本当に救われました。

続いて、初めてのペンションへ移動。
今回はスタッフが最小人数で、移動車両が足りない…! そこへスペシャルゲスト登場。初回から多くのご支援をいただいている岡村先生(医師)がちょうど軽井沢にいらしていて、買い出しの送迎からスタッフの移動まで、たくさん助けていただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

初めての会場は“普通の”ペンション。バリアフリーというわけではなく、寝室は2階。お風呂と食堂は1階。何度も上り下りをしながら、入浴や食事を行いました。
その裏では、撮影した写真を印刷してアルバムづくりに没頭するスタッフも! 今回は看護学生も参加しているので、積極的に入浴介助や経管栄養、おむつ交換の様子も見学してもらいました。

夜の散歩やレクリエーションなども考えていましたが、夕食を食べると子どもたちはなんと爆睡。スタッフは、夜間対応の看護師とアルバム制作担当、そして休息を取るスタッフ(翌日の運転担当など)に分かれました。アルバム班は夜中まで作業していたようです…。

翌朝の朝食は特製クラブサンドイッチ!
事前に練習していたので準備万端。5時起きでスタート…の予定が、6時に叩き起こされました(笑)。16名分のクラブサンドイッチは、みんなで役割分担して流れ作業。予行練習の甲斐もあって大好評でした。

チェックアウトは10:00のため、徒歩圏の「軽井沢コモングラウンズ」へ移動。集合時間までゆっくり散策して、集合写真をパシャリ。
翌朝にお会いしたお父さまからは「(今年も)たくさんお酒を飲めて、ゆっくりできましたー」とのご報告。
このキャンプを始めた目的は、医療的ケアのあるお子さんのご家族は一日中、夜間もケアが必要で、ゆっくり旅行に行きづらい――その声を受け、どうにかしたいとスタッフが考えてきたことが原点です。軽井沢という日本有数の避暑地で、気持ちをリフレッシュしてもらう。その目的が達成されたと感じました。

最後は全員で振り返り。
「続けることに意味が生まれる」
来年はさらにどんなチャレンジができるか!?
この取り組みは営利目的ではなく、皆さまからのクラウドファンディングで成り立っています。3回目となり“真新しさ”は薄れて見えるかもしれませんが、内容は毎回進化しています。ぜひ温かいご支援をお願いいたします。
▶ ご支援はこちら:
https://camp-fire.jp/projects/870211/view
来年は助成金や補助金の活用も進めていきます。引き続き応援よろしくお願いします。
普段はゆっくり話せないスタッフ同士の近況共有や悩み相談を、車中やサービスエリアで交わすのも、このキャンプの醍醐味です!
運営:NPO法人ぼこでこ
