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リニエ訪問看護ステーションキッズ府中

作業療法士地域活動

 不登校のお子様にとっての“その日の気持ち”を大切に【不登校のお子様への取り組み②】

皆さん、こんにちは!

リニエ訪問看護ステーションキッズ府中所長の山﨑です。

前回に引き続き、不登校のお子様への訪問支援についてご紹介いたします。
今回は、実際の訪問の様子や、その中で大切にしていることについてお伝えします。

訪問は「ごあいさつ」からスタート

まず訪問が始まると、最初に大切にしているのは、「こんにちは」とごあいさつすることです。
これは信頼関係を築く最初の一歩。お子様が安心して私たちを迎え入れられるよう、丁寧に声をかけます。

「やりたくない」も大切なサイン

お子様によっては、その日の気分でプログラムに参加したくない日もあります。
中には、お話をしたくないときもあるかもしれません。

でも、それはお子様が発している大切なサイン
私たちはその気持ちを否定せず、しっかりと受け止めます。

専門的な知識を持つ作業療法士(OT)が、
その日そのときのお子様の気持ちに寄り添いながら、無理のない関わりを行います。

何もしない時間も、立派な支援の時間

「今日はやりたくないな」と感じているときには、
無理にプログラムを進めるようなことはありません。

一緒にテレビを見たり、本を読んだり、雑談をしたり
そんな“何気ない時間”を共有することが、心の距離を縮める大切なステップだと考えています。

それだけで終わる日もあります。
でも、それでいいんです。

「ちょっとやってみたい」が芽生える瞬間を大切に

雑談をしている中で、ふと
「これ、やってみようかな」とお子様の中に前向きな気持ちが芽生える瞬間があります。

そうなったときには、無理なく楽しく取り組めるようにサポートします。
体を動かしたり、ものづくりをしたり、やりたいことはお子様によってさまざま。

私たちは、お子様の自主性を大切にしながら、その気持ちを育て、安心感につなげていきます。

お子様の気持ちに寄り添う訪問支援を行っています

私たちの支援は、「できること」を増やすだけでなく、「自分の気持ちを大切にしていい」と感じてもらえるような関わりを大切にしています。

次回は「アクセサリー作り」についてご紹介!

次回は、訪問支援の取り組みの一つでもある
「アクセサリー作り」の様子をご紹介します。
ものづくりが苦手でも大丈夫!お子様の「やってみたい」を引き出す楽しい活動ですので、ぜひご覧ください。

リニエ訪問看護ステーションキッズ府中 山﨑

キッズ府中インスタグラムでも訪問の様子を紹介しています。

ぜひご覧ください。

リニエ訪問看護ステーションキッズ府中 山﨑