無塩のレトルトカレー　ALEX飯店

個人的にとてもお世話になっているアレキサンダーリーチャンさんが闘病（ネフローゼ症候群）をきっかけに塩分のことを考えるようになったそうです。

闘病中にリーチャンさんとは病院食の問題点などについて、何度かやり取りさせて頂きました。健常な時には気にならないことがとても多く、食事の盛り付けや塩分のことなど、改めて考えさせれるとこになりました。

今回はONE POT WONDERさんと共同開発で無塩のレトルトカレーを作ったとのことなので、施設で少量ですが、入れさせて頂き、入居者の方に食べて頂こうと考えています。
開発経緯は是非noteをご参照下さい。

リニエハイムおおたでは、医療ケアの方が多く、食事を取られる方が少ないのが現状です。
しかし、ご高齢の方は、高血圧などの持病がある方も多く、塩分にはとても気を使っています。実際に提供する食事の塩分量は厳密に管理されているので、こように塩をあと乗せすることができるのはとてもありがたいです。

入居者さんに提供する前に一度食べさせて頂きました。
初めは塩を入れずに食べてみました。塩抜きでも香辛料がしっかり効いた風味のある味わいでした！

途中で塩を入れると本当に味が変わりました。深みが出るというか、旨味が増すような感覚でした。
別添えの天然塩2.3gですが、実際には半分ぐらいの塩を使って完食でした。
普通のレトルトカレーは大体2g程度使っているそうです。実際に食事をしてみると、塩を入れなくても十分に楽しめるカレーでした。

これから入居者の方に提供する予定です。入居者の方にお塩の説明などをして、途中で塩を加えて味が変わることを楽しみながら、お食事して頂きたいと思います。

株式会社リニエArts　代表取締役　中島卓也

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