療育紹介　～動物カード取り～

リニエプラッツ山形の理学療法士　金田です。

山形の個別療育では担当制を取っておらず、スタッフごとに様々な活動を提供しております。
今回は私がよく行う活動の１つ「動物カード取り」の紹介です。

使う道具は、動物の描かれたカード、動物の名前が書かれている紙、マットです。

やり方の説明です。
①動物の名前が書かれた紙をお子さまに見せます。
②お子さまは書かれた動物を覚えます。
③カードを取りに行く時、先にお伝えしていたルールに沿った動きで移動します。（例えば「ウマ」は走る、「クマ」は高這い、「ペンギン」はかかと歩きといったルール）

この活動では、スタッフに注意を向け、よく見て聞くこと、視覚からの情報と聴覚からの情報を同時に処理すること、何の動物が書いてあったか一時的に記憶を保持すること、単語と動きを結びつけること、ルールに沿い様々な動きにチャレンジすることが目的となります。

難易度を調整することで、様々な困りごとにアプローチすることができます。また、同じ活動でもお子さまごとに色々な工夫をして取り組む姿勢が見られ、スタッフ側も気づきが多い活動です。

リニエプラッツ山形　金田